包茎手術にかかる費用・料金相場を術式ごとに解説

包茎の種類と対策とは

包茎には真性と仮性、カントンの3種類があります。
真性はペニスに常に包皮が被っている状態で、亀頭と皮に癒着があるため皮をめくることができません。
常に包皮で亀頭が覆われていますから、亀頭の成長が阻害されてしまうため、手術が望ましい包茎の種類といえます。

仮性は平常時は包皮が被っていますが、手でめくることができますし、勃起をすると自然と亀頭が露出します。このタイプは最も多い包茎の種類で、平常時には包皮に覆われているため、不衛生になりやすいため、日頃のケアが必要となります。

カントン包茎はなんとか亀頭を露出させることはできますが、無理に剥いているため痛くて元に戻せなくなる場合があります。このタイプは赤クスをすると包皮の部分が裂けてしまい傷口から菌が侵入する可能性もあります。
このように一口で包茎といってもいくつかの種類があり、それぞれケアや対処法も異なりますから、十分理解することが大事です。

包茎手術にかかる費用や料金相場

日本人には包茎が多く、自分だけではないという思いから包茎手術は必要ないと思っている男性も少なくありませんが、包皮の内側が常に湿っていますから、アカがたまり雑菌やウイルス、クラミジアが増殖しやすくなっています。
そのため尿道炎や亀頭包皮炎、膀胱炎などさまざまな病気にかかりやすく、パートナーに感染させてしまうリスクも高まってしまいます。

包茎手術には環状切開法や亀頭直下法、根元法などいくつかの種類があります。
環状切開法は最も一般的な包茎手術で、ペニスの余っている包皮を中央で切除していきます。物理的に皮を取り除いていきますから症状は改善しますが、傷跡ができてしまうというデメリットがあります。
亀頭直下法や根元法は、傷跡が目立ちにくいので人気の包茎手術となっています。
費用は亀頭直下法は約8万円、根元切除法は10万円、先端切開法は10万円というのが一般的ですが、もともとの状態やクリニックによっても異なりますから、事前に調べておくとよいでしょう。

まとめ

包茎手術の中でも環状切開は保険で行うことができますが、傷跡が中央に残ってしまいます。手術費用を抑えたい、包茎を治すだけで十分だと思っているのであれば問題ありませんが、なるべく傷跡は目立たせたくないのであればほかの方法を選択した方がよいでしょう。
包茎手術の費用はクリニックによっても大きく異なりますし、真性や仮性などでも料金は変わってきます。
そのため手術を受ける場合には、事前に手術費用の相場を調べ、十分納得した上で行うことが大事です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です